「草野球チーム作ろう」シリーズでは基本的なチーム作りの話をしました。
これで終わりではありません。
ここから具体的なチーム運営をしていきます。
チーム運営をしていくと様々な課題に直面します。
小さいことから大きなことまであります。
そのあたりを経験談も踏まえて対応策をご紹介していきます。
対応策をご紹介する前にみなさまには考えていただきたいことがあります。
それはチームの方針と目標です。
何もそこまでする必要ないと思うかもしれません。
しかし、適当にやると結局作業量が増えて面倒臭くなります。
方針や目的を決めておけば、何かあった際に迅速に行動できます。
また、チーム運営は1人ではできません。
後述しますが、役割分担を決める際にも方針や目標設定は有効です。
最初にチーム目標を決めましょう。
難しく考える必要はありません。
ちなみに草野球チームは大きく分けて3種類あります。
- 勝ち負けにこだわるチーム
- 野球を楽しむチーム
- 上記2つの中間のチーム
この3種類です。
みなさんは現在どのチームに該当していますか?
どのチームが良いか悪いかという話ではありません。
まずは現状の立ち位置を確認してから目標設定をしようという話です。
「勝ち負けにこだわるチーム」は戦力UPが不可欠です。
「野球を楽しむチーム」はイベントの充実やチーム内の雰囲気作りを重視します。
「中間のチーム」はその両方を適度にやる必要があります。
それぞれの立ち位置から、目標を決めます。
詳しい話は後ほど書いていきます。
次にチーム方針です。
具体的には・・・
- 月に2試合1練習
- 出欠連絡は2週間前まで
- 年2回イベントをする
- 秋に合宿をする
- 春と夏はリーグ戦に参加
などです。
方針を決めておくとスケジュール管理もしやすくなります。
特にイベントや合宿、リーグ戦はだいたいの時期を明確にすべきです。
1ヶ月前に誘ってもなかなか予定を空けられるとは限りません。
チーム方針は堅苦しく決める必要はありません。
まずは中心メンバーと相談してみましょう。
チーム方針とチーム目標の目処はつきそうですか?
今まで考えたことも無い場合はぜひ考えることをおすすめします。
ただがむしゃらにやっているだけではチームは長続きしません。
無駄な作業が増えて、仕事や家庭に支障が出るだけです。
既に決まっているチームの方には、考え直す良い機会だと思います。
特に方針はチーム事情に合わせて臨機応変に対応するべきです。
チームの大枠は『チーム作り』シリーズで完成しています。
今回のお話で『チーム方針』と『チーム目標』ができました。
次は、チーム運営の細かい点について掘り下げていきます。
『運営のコツ』シリーズをご覧ください。