チーム運営のコツ ⑥定着率UP Part2

前回に引き続き「定着率UP」について書きます。

 

前回はメンバーが辞めてしまう理由を検討して、対策の1つをお話しました。

具体的には人間関係についてです。

詳しくは以下のページへお進みください。

関連記事『チーム運営のコツ ⑤定着率UP Part1』

今回は「チームに対する不満」についてお話します。


辞める原因を考える【運営に不満がある】


運営に不満があるとすればどういうものでしょうか?

だいたい以下のようなケースだと思います。

  • 試合数が少ない
  • 連絡が遅い
  • 部費が高い
  • 部費の追加徴収が多い

こんなところだと思います。

以下、それぞれ検証して対策を書きます。

 

・試合数が少ない

試合数が少ないのはチーム運営として由々しき事態です。

それだけメンバーに試合をもっとしたいという人が多いことは嬉しいことです。

運営側としては試合数を増やす努力をすべきです。

以前記事で、試合をする方法について書いたものがあります。

関連記事『草野球チームを作ろう ⑤対戦相手探し』

まずはこちらをご覧ください。

対戦相手探しの方法についていくつか紹介しています。

 

もし自チームでグラウンド確保していない場合は、グラウンドを確保することを検討しましょう。

関連記事『草野球チームを作ろう ③グラウンド確保』

グラウンド確保は手間のかかる作業ですが、分担などして積極的にやっていくことをおすすめします。

 

私個人の見解ですが、グラウンドを確保しないチームより、確保するチームの方が対戦の優先順位は高いです。

ぜひ自力でグラウンド確保をしましょう。

 

・連絡が遅い

連絡が遅いのは、草野球運営に限らず致命的です。

運営側はやることが多いですが、連絡はきちんとしましょう。

 

ちなみにチームHPは準備できていますか?

HP運営は面倒ですが、メンバーへの連絡を簡略できます。

また、メーリングリストを利用することで1度に全メンバーにメールすることができます。

多少の下準備が必要ですが、先にやっておけば後々楽になります。

 

詳しくは以前書いた記事をご覧ください。

関連記事『草野球チームを作ろう ⑥HP管理・出欠管理』

こうしたツールを利用することで、連絡の不備を減らすことができます。

 

・お金がらみの不満

お金絡みの不満はかなり深刻な問題です。

昔はうまくできていても、メンバーの入れ替えにより不満が出てくることもあります。

大切なのは、毎年、部費徴収方法・金額が適切かどうか、必ず検討することです。

 

また、部費の使途を明瞭にしていないチームは納会などで会計報告を必ずしましょう。

具体的な部費の使途を明瞭にすることで、なぜ今の部費設定なのかメンバーに伝えることができます。

チーム運営には様々な費用がかかります。

人によってはそれを理解していない人もいるので、きちんと説明しましょう。

もし、使途について改善するべき点があれば、意見を聞いて再検討しましょう。

 

部費の追加徴収はなるべく避けましょう。

やむ得ない場合は仕方ありません。

それでも理想は追加徴収をしないことです。

 

もしあなたのチームが年会費(または半期ごと)のみで運営しているとしましょう。

何らかの事情があり部費の追加徴収が必要になることもあるでしょう。

1回ならまだしも、年に数回あるとすれば、予算の組み方に問題があると考えられます。

もう一度、年間の支出を見直してはいかがでしょうか?

 

追加徴収するより、年会費を少し上げる方がみんなの協力を得られやすいです。

きちんと使途を明確にすれば、応じてくれるはずです。

 

以下に以前「会計管理」について書いた記事があります。

ぜひ参考にしてください。

関連記事『草野球チームを作ろう ⑦会計管理』

 


まとめ


運営の不満は、運営を見直すチャンスです。

もちろん、「こっちの苦労も知らないで・・・。」と心のなかで思うこともあるでしょう。

私もたまにありますw

 

前向きに捉えて、適宜改善していきましょう。

運営のことまで気にしてくれるメンバーは、そう多くありません。

ほとんどの人は「現在」しか見ていません。

「現在」も大切ですが、運営側としては「未来」のことも気にかける必要があります。

 

辛いこともあるでしょうが、みなさん頑張りましょう。

陰ながら応援しています。

 

ぴーやま

ぴーやまです。 現在、草野球チームを運営中です。 野球は小4から高校(硬式)までやっておりました。 母校の監督(高校)を1年、コーチを1年経験しました。 数年前からチーム運営を引き継ぎました。 チームの建て直しに成功したものの、よく対戦するチームがいくつも存続の危機に・・・。 草野球の明日に不安を覚え、ブログを立ち上げましたw

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