草野球チームを作ろう ③グラウンド確保

試合をするためにはグラウンドを確保しなくてはいけません。

 

今回はグラウンド確保の仕方を書いていきます。

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グラウンドを確保する方法


 

・グラウンドの種類

草野球で一般的に使うグラウンドは2種類に分けられます。

 

1つは都および県が管理しているグラウンド、もう1つは区・市町村が管理しているグランドです。

 

試合をする上では違いはありません。

 

しかし、それぞれ確保する方法が若干違います。

 

申し訳ありませんが、私は東京都在住のため他の県については詳しくありません。
後ほど別記事で触れます。

 

今回は「都」と「区」についてご紹介します。

 

・東京都のグラウンド

 

東京都のグラウンドは個人で抽選を行います。
当選するとグラウンドの使用権利を得られます。

 

まず、東京都のスポーツ施設を使うための利用者登録をしましょう。
最寄りの東京都の施設で登録が可能です。
必ず身分証明できるものを持参してください。

 

ちなみに平成28年11月から身分証明の要件が変わったそうです。
※記事執筆時平成28年10月

 

 

利用者登録・期限更新に必要な本人確認書類
一部におきまして、偽造した本人確認書類を提示して利用者登録・期限更新を行っていると思われる事例がありました。
そのため、平成28年11月1日から、利用者登録・期限更新手続きの際にご提示いただく本人確認書類については、①原本(複写不可)かつ、②氏名・生年月日・現住所が明記されたものとさせていただきます。
また、上記要件を満たす本人確認書類をご提示いただけない場合は、手続きを受け付けかねますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
詳細は、「総合案内」の「利用者登録・期限更新に必要な本人確認書類について」をご覧ください。

 

利用者登録が完了したら、東京都スポーツ施設サービス(HP)上でログインしてグラウンドの抽選に申し込みます。

 

利用者登録カードに記載の番号でログインが可能です。
パスワードは初期設定の場合は生年月日だったはずです。

 

当選すればグラウンドを使用できるようになります。

 

当日は利用者登録カードを持参してください。
開始30分前に手続きするといいでしょう。

 

最近は偽造や虚偽によるグラウンドの不正利用が多いそうです。
念のため、当選者本人の身分証明(原本)も持参してください。

 

チームメンバー全員それぞれ抽選していた場合、必ず当選者本人が使用手続きをしてください。

 

ここだけの話、昔は本人ではなくても問題ありませんでしたw
しかし、今は厳しいのでやめた方がいいです。

 

・区のグラウンド

 

東京都は個人で利用者登録ができ、抽選もおこなえます。

 

しかし

 

区の場合は団体利用登録が必要です

 

区によって若干詳細が異なりますが一般的には以下の通りです。

 

団体登録に必要な人数は10名です。

 

該当する区に在住・在学・在勤している人を10名集める必要があります。
在学の場合は学生証、在勤の場合は在勤証明書が必要です。

 

意外にこれが大変です。

 

それぞれの区の窓口で申請をします。
区役所に行かなくても、グラウンドの管理事務所で申請することができます。

 

必要なものはだいたい以下の通りです。

 

  • 代表者の身分証明書(原本)
  • 構成員全員分の身分証明書(写し)※住所必須

 

あとは窓口で必要書類に記入していけば申請終了です。
当日もしくは後日、利用者カードをもらえます。

 

利用者カードに書いてあるIDとパスワードを使って、各自治体の予約ページにログインして抽選を申し込みます。
抽選時期は区によってかなり違います。

 

複数区にまたがって活動する場合は抽選時期を間違えないようにしましょう。

 

グラウンドを利用する際は利用者カードと身分証明書(原本)を持参してください。
ただし、登録しているチーム構成員の誰かが持参すれば問題ありません。

 

仮に代表者が休みでも、構成員のうち誰かがいれば問題なく利用できます。
これが団体登録の便利なところです。

 

先ほど述べましたが、区によって必要人数、申請手続きが違います。

 

必ず活動を予定している区のホームページを確認してください。

 

・その他

 

区の場合、抽選に申し込みためには団体登録が必要と言いました。
実は個人でも区外の団体でもグラウンドは利用できます。
私がこれまで説明していたのは優先利用の話です。

 

区の施設は区民のためのものです。
そのため、区に在住等している人たちを優先して抽選を行います。

 

これが『優先利用』です。
ほとんどはそこで枠が埋まります。

 

しかし、例えば平日は抽選の申し込みが無いケースもあります。
そこで空いた枠については、個人や区外の団体の人でも使用できるようにしています。
手続きはもちろん必要です。

 

土日はほぼ空いてませんが、平日などは空いていることが多いです。
平日が主な活動日のチームは検討されてはいかがでしょうか?

 


グラウンドを確保しないで試合する方法


 

「グラウンド確保は手続きが面倒。」

「区の団体登録に必要な人数が揃わない。」

 

その場合はどうするか?

 

グラウンドを既に確保しているチームと対戦するしかありません。

 

また、チームメンバーが都内全域に散っている場合、無理にどこかの区に固定する必要はありません。

 

それに『都』の抽選は倍率がとても高く、定期的なグラウンド確保難しいです。
グラウンドを確保できないことも想定しておくべきです。

 

「グラウンドを確保できているけど対戦相手がいません。」

 

実はこういうチームは結構あります。
そういうチームはネット上で対戦相手を募集しています。

 

前回の記事『メンバー集め』にてご紹介した以下のサイトでも対戦相手の募集を行っています。

 

「草野球オンライン」

 

「LaBORA」

 

「草野球公園3番地」

 

対戦条件などを確認した上で対戦申し込みをしましょう。

 

以上です。

 

グラウンド確保の方法はご理解いただけましたか?

 

各自治体ごとの方法の違いも説明したいのですが、膨大な量になります。
申し訳ありませんが、みなさまご自身で細かい条件について確認してください。

 

ちなみにグラウンド確保しなくても草野球チームは存続できます。

 

最初の頃は確保できなくても仕方ありません。
しかし、後々私設リーグへの参加を検討しているのであれば、グラウンド確保をするべきです。

 

少なくとも東京都の施設予約くらいはチャレンジしてみてください。

 

ぴーやま

ぴーやまです。 現在、草野球チームを運営中です。 野球は小4から高校(硬式)までやっておりました。 母校の監督(高校)を1年、コーチを1年経験しました。 数年前からチーム運営を引き継ぎました。 チームの建て直しに成功したものの、よく対戦するチームがいくつも存続の危機に・・・。 草野球の明日に不安を覚え、ブログを立ち上げましたw

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