草野球チームを作ろう ④審判の手配

草野球の試合をする上で審判は必須です。

今回は審判についてお話します。

 


審判の役割


審判のジャッジは試合を大きく左右することがあります。

プロ野球ではおなじみです。

 

一瞬のプレーを見抜く目と判断力、そして、何より公平性が求められます。

 

後述しますが、チーム同士で審判を出す場合には、この公平性がネックになります。

野球ルールやストライクゾーンは決まっています。

しかし、決まっていても人によって判断が分かれてしまいます。

 

審判の一番大切な役割は試合の公平性を保つことです

 


審判の形式


審判は色々な形式があります。

大雑把ですが、草野球で行われる範囲内で説明します。

 

・1人制審判

主に練習試合の場合に使われます。

球審1人で全てのジャッジをします。

互いに打撃側が審判を出す場合と、審判員を手配する方法の2種類があります。

 

・2人制審判

私設リーグや公式リーグでは、この形式が多いと思います。

球審1人、塁審(正確には2塁の後方または前方あたり)1人です。

少年野球や中学野球ではよく見られます。

 

リーグの場合、審判は運営側が用意してくれます。

自分たちで手配することはないでしょう。

 

・3人制・4人制審判

リーグ戦の準決勝以上ぐらいでしかないケースだと思われます。

球審1人、塁審2、3人です。

 

今回は(1)1人制審判を中心にお話します。

 


審判をする上での注意点


審判員を呼ばない場合、打撃側が審判を出します。

通例、打順が一番遠い人がやります。

できることなら野球経験者の人にお願いしましょう。

もし無理なら草野球経験の長い人にお願いするといいでしょう。

 

また、必ず試合前に審判のジャッジについて確認しておきましょう。

「判断の難しいタッチプレーはタイミングを優先する」

など、取り決めをしておくとトラブルが減ります。

グラウンドルールも確認しましょう。

 

以下、まとめます。

  • 原則、打順が遠い人が審判をする
  • なるべく経験のある人に審判をお願いする
  • ジャッジについて対戦チームと事前打ち合わせをする
  • グラウンドルールの確認

 


審判員を呼ぶことの有効性


上記3で書いたように、互いに審判を出す場合は様々な問題が起こる可能性があります。

私も昔、審判のジャッジでトラブルになったことがあります。

どうしてもイニングごとに審判が違うとストライクゾーンがずれます。

気の短い投手だと文句を言い始めます。

 

私は、お互いに審判を出しているのだから、多少のミスジャッジは大目にみるべきと考えています。

 

しかし、真剣勝負です。

そう割り切れない人もいると思います。

 

そこで、その要因をなくすために審判員を手配します。

 

審判員は審判の資格を持っています。

講習を受けている方たちです。

審判経験が無い人よりもジャッジに信頼が置けます。

 

また、1人でジャッジするため公平性を保つことができます。

決して安くはありませんが、ジャッジによるトラブルを防ぐ有効策です。

私のチームでも練習試合であっても常に審判をお願いしています。

 


審判員の手配


審判員は「連盟所属」「その他団体所属」に分けられます。

 

・連盟所属審判

連盟所属審判とは、各自治体の野球連盟に所属している審判のことです。

所属審判にはランクがあります。ランクに応じて、値段が違うそうです。

主に区のリーグ戦などを中心に活動しています。

組織についての詳しい説明は省略します。

 

私のチームは連盟に所属している審判さんとお付き合いがあったので、その方にいつもお願いしています。

連盟に所属している審判を手配する方法をネットで調べてみましたが、それらしいサイトを見つけることができませんでした。

たしか方法があったはずなので後日追記します。

 

また、知人に紹介してもらったり、対戦相手の人に紹介してもらうのはいかがでしょうか?

少年野球、中学野球の関係者は連盟所属の審判さんとお付き合いがあります。

狙い目のコネですw

 

・審判派遣団体に登録している審判

審判員を派遣する団体があります。

野球連盟とは関係ありません。

近年、私設リーグが増えているため、審判派遣の需要が増えています。

 

いくつか団体をリストアップできますが、サイトを見る限りやや不安もあります。

そのため、ここでは団体を紹介しません。

私は慎重派です。安心と判断できたらご紹介します。

 

基本の流れは、団体に審判の依頼をして、当日審判をしてくれる人(団体会員)を紹介してもらいます。

その後、直接連絡を取り、試合の打ち合わせをします。

「草野球」「審判」「手配」と検索するといくつか団体が出てきます。

 


最後に


私は練習試合であっても審判を呼ぶべきだと思います。

無用なトラブルを避けられ、試合も引き締まります。

 

しかし、デメリットもあります。

審判を呼ぶ最大のデメリットはお金です。

相場は6000円〜8000円です。

そのため、対戦相手との折半を検討する場合は、必ず対戦申し込み時にその旨を伝えましょう。

 

以上です。

 

参考になったでしょうか?

審判の手配もぜひ検討してみてください。

※審判の手配についてのより具体的な方法については後日追記します。

ぴーやま

ぴーやまです。 現在、草野球チームを運営中です。 野球は小4から高校(硬式)までやっておりました。 母校の監督(高校)を1年、コーチを1年経験しました。 数年前からチーム運営を引き継ぎました。 チームの建て直しに成功したものの、よく対戦するチームがいくつも存続の危機に・・・。 草野球の明日に不安を覚え、ブログを立ち上げましたw

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